日本人


「リップンチェンシン」という言葉が台湾にはあるそうです。漢字で書くと「日本精神」。意味は、清潔、公正、勤勉、信頼、向上心、正直、仕事を大切にする、約束を守る、時間を守る…。

 私たちにとっては当たり前のことも、外国の方から見た日本人の行動には驚かされることが多いと言われます。

  • サッカーのワールドカップで、負け試合の後にスタンドのゴミ拾いをした侍ブルーのサポーター
  • 阪神淡路大震災、東日本大震災の被災地で、他国でありがちな略奪行為はなく、列を作って食料を求め整然としていた被災民の方々
  • 大都会で失くした財布が無傷で交番に届けられる
  • 自動販売機が人気のない国道沿いに設置されている
  • 大坂なおみちゃんは、勝ち試合でも相手に頭を下げる

 幕末維新まで遡ると、当時来日した多くの外国人たちが、そんな日本人についての印象を書き記しています。

 
  • タウンゼント・ハリス(幕末に来日した初代米国総領事館) 「伊豆の姉崎は小さくて貧寒な漁村であるが、住民の身なりはさっぱりしていて、態度は丁寧である。世界中で貧乏に付きものになっている不潔さが少しも見られない」
  • エドワード・モース(大森貝塚を発見した米国人) 「欧米で道徳的教訓の重荷になっている善徳や品性を、日本人は生まれながらに持っている。しかも恵まれた階級の人々ばかりでなく、最も貧しい人々も、礼儀正しさ、他人の感情についての思いやりを持っている」
  • イザベラ・バード(英国人女性旅行家、明治11年山形手ノ子にて) 「私が暑がっているのを見て、家の女たちは扇を取り出し丸々1時間も扇いでくれた。代金を尋ねるといらないと言い受け取ろうとしなかった。私は彼らの親切にひどく心を打たれながら出発した」「欧州では女性が一人旅をすれば、無礼や侮辱にあったり、金をぼられたりするものだが、日本では一度たりともそんな経験をしたことがない」

 昔から現代に至るまで、一部を除いて外国人から日本人はとても高く評価されています。戦後教育において、自虐的な歴史観を植えつけられた日本人ですが、世界中から愛されていることを改めて認識し、わが国の素晴らしさを次の世代に伝えていきたいものです。