私が総理大臣だったら

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 世の中は忌まわしきコロナの影響で大変な事態になってきました。3か月前に対岸の火事のように思っていたのは束の間で、今は多くの歯車が狂ってしまいました。

 世間では高熱を出して新型コロナに感染したのではないかと怯えながらも、PCR検査すら受けさせてもらえない人がたくさんいます。保健センターから、かかりつけ医に診てもらえと言われても、そもそもかかりつけ医がないのです。

 その方々は自分が罹患者かどうか、また完治したかも分からず、生きるために市中に出るしかありません。そこに手を差し伸べないでいると、またそこが感染源になりコロナ禍を国中に広げてしまうことになります。

 いま先進国日本とは思えない、あってはならないことが現実に起きています。韓国に出来て、どうして日本に出来ないのか。これは法律の問題ではありません。政治家や官僚による判断がそうさせているのですから政治と行政の問題です。

 これらの政治的・行政的判断は企業における経営判断と同じです。答のないところに答を出すのですから、判断の誤りもあるかもしれません。誤りに気付いたら正せばいいのです。有事の際の朝令暮改は大いに結構です。

 国民の生死にかかわる判断については官庁間の権益や財界の顔色を無視した、血の通った判断をしてほしいものです。

 外出自粛要請によりどこにも出かけられない週末は、つらつらと考える時間が長くなります。もしも私が総理大臣だったらなどとバカな妄想もしてしまいます。

 いっそのこと、全企業、全国民が1か月分の売り上げや給料、年金のすべてを放棄して最低限の穴蔵生活を送るというのはどうでしょうか。国会議員も公務員も給料を放棄です。高い給料の人は放棄額も多くなりますが、それは残念なことではなく名誉なことです。

 売り上げの放棄ということは、相手の売り上げにつながる家賃や利息等も支払い免除です。借金の返済も1か月先延ばしです(これは免除にしません)。

 生活に必要なライフライン系、医療、介護、食品、物流等のコストはすべて国家が負担します。多く見積もっても一人当たり月10万円(×1億2500万人=12兆5千億円)あれば十分です。ここに関わる人たちには申し訳ないのですが働いてもらうしかありません。

 それとは別に国家は全国民に一人当たり月5万円(×1億2500万人=6兆3千億円)を支給します。これは穴蔵生活には必要ありませんが念のためです。

 外国からの輸入については生きるために必要なものはすべて国家が肩代わりします。ここに4兆円。これらを合計しても23兆円程度で、国家予算の5分の1足らずです。既に1100兆円の借金がある日本にとっては今さら大した負担にもなりません。

 平和にボケ、豊かさにボケた国民も、みんなで不自由な穴倉生活を経験するのもいいかもしれませんね。