コロナ対策

LINEで送る

 いま世界中が新型コロナウィルスという見えない敵に脅かされ、経済界も生活者も大変な苦境に立たされています。国内における感染者数の加速度的増加は、緊急事態宣言がいつ発令されても驚くことはありません。

 経験したことのない状況は誰をも不安にさせます。敵が見えたらまだいいのですが、新型コロナは放射能やお化けと同様に見えないから怖くなります。

 今朝もマスクを求めて駅前のドラッグストアに数十人の行列ができていました。これでは開店前に並べない人には永遠にマスクが手に入りません。

 先週末、弊社のある幹部社員は、同僚が使うマスク入手のために夫婦でドラッグストアに並んでくれました。こんな社員がいることは私の自慢です。

 大石会計もこの状況下で手をこまねいてはいられません。もしものロックダウン、最悪の社内罹患者が出た場合に備えて、いくつかの取り組みを始めました。

 しかし、どうしたって完全な対策など打てません。時間やコストをどれだけかけても、リスクの完全回避は不可能です。もしもの時の混乱が軽減される程度の取り組みでしかありませんが、具体的には弊社ホームページをご覧ください。
大石会計事務所「新型コロナウィルスの感染防止に伴うお客様へのお願い」

 時差勤務、WEBミーティング、在宅スタッフ、テレワーク等々の導入は、こんなことがなければ積極的に採用しませんでした。結果、将来に向けての多様な働き方につながりそうです。

 弊社のランチタイムは、これまで社員同士が連れ立って出かけ、または社内でいくつかのグループで食事をしていました。いまは複数人での飲食は当面控えてもらうことにしました。

 社員には窮屈な思いをさせて申し訳ないと思いつつ、当面はお願いをするしかありません。会社の方針を受け入れ、黙々と一人ランチする素直な社員の姿には正直胸を打たれます。また談笑しながらランチができる日を心待ちにしつつ、しばらくは耐えてもらうしかありません。

 人類はペストやスペイン風邪など何度か恐ろしい感染症を乗り越えてきました。医療レベルは今ほど進化していない時代においても治まったのです。

 明けない夜はありません。諦めずにじっと耐え、しっかり前を向いて踏ん張ろうではありませんか。