子は親の鏡


 優しく育てられると子どもは優しくなり、けなされて育った子どもは人をけなすようになります。

 親が子どもに愛情を注ぐのは、愛おしいのはもちろんですが、子ども自身が愛情深く育って欲しいと願っているからです。

 私も反省ですが、親バカが過ぎて甘やかしてばかりでは、子どもの人生は上手くいかなくなります。反対に、親からの愛情をたっぷり注がれなかった子どもの人生もまた厳しいものになります。

 子どもは親の背中を見て育ちます。親が何を言っているのかではなく、何をやっているのかを見ています。親の空々しい正論を子どもは見抜いてしまうのです。

 私はこれまで、自分の子供に対して「親孝行をしなさい」と言った親を知りません。親に言われて親孝行をするようになったという子供も聞いたことがありません。親孝行は、言われたからやるのではなく、親のやっている姿を見てやるのです。

 親自身がそのまた親と折り合いが悪いと、子どももまた親と同じような関係になる傾向があります。

 私の知人では、4世代に渡って親子仲が悪く、夫婦仲も悪い家族がいます。結局は親がやってきたことが繰り返されるのです。

 これは会社も同じです。社内で起こることは、社員がやることは、良きにつけ悪しきにつけ経営者の価値観の表れです。経営者の心の内が社員を通して表に出ているのだと思います。経営者は心しなくてはいけませんね。今日も反省です。