貧乏は病気

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「お金より大切なものがある」「世の中、お金じゃない」「金持ちはあくどい」「金持ちはケチ」……そうとも言えるし、そうではないとも言えます。どちらにしても、お金に対するイメージは良くありません。

 たしかに年収が数千万円もあるのに、家族関係がいまひとつで、私から見たら少しも幸せそうに見えない人もいます。大きなお世話かもしれませんが。

 少なくともお金は不浄のものとか、貧乏は美しいと潜在意識で反応するようでは、経営者としてあまり褒められたものではありません。お客様からは、喜びや満足の対価として報酬をいただけるのですから、収入が少ないことはお客様の満足度が低いことの表れでもあるのです。

「貧乏は脳の病気」と言ったのはブレイントレーナーの西田文郎先生です。貧乏になる人は、脳の条件付けに間違いがあるため、どんなに恵まれた環境にいても面白いように貧乏になるのだそうです。

 貧乏とは、ものの考え方、思考の習慣の結果です。ですから、お金に対する潜在意識は大切です。潜在意識はその人の人生まで決定付けてしまうのですから。

 人は寝る前の意識が無条件に潜在意識に浸透していくと言われます。寝る前には、明るい未来を夢見て、楽しい仲間たちを思い、成功体験にニヤけながら眠りにつきたいものです。

『世の中、お金じゃない』……負け惜しみにならないよう、大金を手にしてからカッコよく言いたいものですね。