ワクチン打つ自由と打たない自由

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 新型コロナのワクチン接種が進んでいるようで、方々でその話題が出ますね。私もやっと1回目を打っていただきました。筋肉注射なるものは初めてで恐々でしたが、インフルエンザ予防接種より痛くなかったです。針が細いのでしょうか。

 先日行ったゴルフ場では、糖尿病を患う70歳代の知人の、「ワクチンを打って少し安心した」という話に若いキャディさんが反応しました。

キャディ「ワタシ、打ちたくな~い」
男性  「どうして打たないの」
キャディ「だって痛そうだし、若いと打たなくても大丈夫そうだから」
男性  「あなた接客業でしょ、お客さんのこと考えないの」
キャディ「たしかに! ワタシも打ちま~す」

 素直なキャディさんです。打たないことに他意はないのです。自分が感染するかだけではなく、自分を介して他人への感染まで想像できないだけです。

 地方で接客業を営む顧問先は、夏休みの繁忙期に備えて社員のワクチン接種を集団で受けました。お客様に安心していただくためだそうです。

 我が家では、家庭内感染することでお互いの職場や関係者へのダメージを避けることが一番という家内の信条から、家族全員が1回目の接種を終えました。

 それでもいろんな事情でワクチン接種を希望しない人がいることは確かです。妊婦さんやこれから妊娠を希望する人については良く調べたところでの対応が必要ですね。

 タレントのさんまさんは打たない理由を、「今まで菌にかかったことがないから、ここでワクチン打つと体が変わってしまうんで」と言っています。

 ワクチン打つ自由も打たない自由もあり、それぞれが被るリスクや不都合を受け入れるしかありません。

 弊社だけではありませんが、歓迎会も社員旅行もできていません。早く密を気にせず飲める世の中に戻って欲しいものです。

≪COVID-19 ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する⽅へ ≫
⽇本産婦⼈科感染症学会 ⽇本産科婦⼈科学会
https://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210512_COVID19.pdf