天王星の自転軸は公転面に対して98°傾いているのは、数十億年前に地球規模の天体が衝突した結果なのだそうです。

　天王星の自転軸はどうでもいいのですが、現代の地球に同様のことが起きたらとつらつら考えてしまいました。

　もしも、あと1週間で地球に惑星が衝突する宣言されたとしたら、あなたは残された時間をどのように過ごしますか。

　私は確実にうろたえます。対策は何もないので、うろたえるしかありません。多少落ち着いた後は、本当に大切な人（家族ですけど）と思い出を語り合うかもしれません。そして最後の最後は、出会えたことに、共に過ごした日々に、感謝を伝えながら終わりの時を迎えるのだと思います。

　このとき何を思うのかで、あらためて自分の人生にとって何が一番大切なのか分かりますね。

　因みにですが、科学技術が発達した現代では、小惑星の軌道は計算されており、今後100年くらいは惑星が地球に衝突する恐れはないそうです。

　では反対に、余命宣告で200歳まで生きられるとなったらどうでしょうか。あり過ぎる時間に、人生を急ぐことはないと思ってしまいます。時間が少ない方が濃い生き方になる気がします。

　私が生まれた1959年当時の平均寿命は男性が65歳、女性が70歳でした。いま61歳の私は、かつてなら立派な老人です。残された人生を価値あるものにするには時間認識を改める必要を感じます。

　コロナ禍でお正月に帰省しなかったのですが、この週末に母に会うために一人で河口湖に帰りました。後悔のないよう、いま出来ることはしておきたいものです。