この頃の若者


 人生における成功には、「社会的成功」と「人間的成功」があると言うのは、ブレイントレーナーの西田文郎先生です。

「社会的成功」は競争に打ち勝ち、高い地位や収入を獲得することで、「人間的成功」は精神的な成長や充足によってもたらされるものです。

 経営者は元々覚悟があって始めたはずですから、情熱を持って二つの成功を追及して欲しいと言えば簡単に伝わります。

 しかし、若者たちにはなかなか伝わりません。残念なことですが、この頃では情熱を感じる若者がめっきり減りました。私は、はっきり言って人生は競争だと思うのですが・・・。

 しかし、競争が苦手な人には、そこに参加しなくても生き残る道もあります。誰かの役に立てばいいのです。競争でなくて協争でもいいのです。

 ビジネスの目的は、一義的にはお客様の役に立つことですが、間接的に仲間の役に立つことにも十分価値があります。

 やる気をみなぎらせる必要もありません。社内には、控え目に仲間の役に立つ人もいてくれなくては困ります。

 一番困ってしまうのは、無気力な人や、人の役に立たなくても平気な人、人間的成長に関心のない人に出会った時です。

 何のために生きているのか、何のために仕事をするのか、どんな人生にしたいのかを考えることがない人の指導ほど難しいことはありません。

「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と、チコちゃんに一喝してもらいたいものです。