老人の挑戦

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「止めればいいのに」。三浦雄一郎さんの80歳にして世界最高齢のチョモランマ登頂計画を聞いた数ヶ月前、私が口にした言葉です。
 
 私は山には詳しくはありませんが、どう考えても、チョモランマはご老人が登る山にしては危険すぎます。80歳といえば、日本人男性の平均寿命を超えているのです。超人のことは凡人には理解できません。

「無事生還できたことが嬉しい」は、三浦さんの下山後の安堵のコメントでした。偉大な記録を打ち立てた冒険家のコメントとしては地味です。それだけ過酷な挑戦だったのでしょう。

 それにしても、80歳の三浦さんからは年齢を全く感じません。どんな世界でも、チャレンジャーは年齢に関係なく若く見られるものです。夢を追うことは究極のアンチエイジングなのかもしれません。

 世間には、20~30代でも出来ない理由を山ほど並べる年寄りくさい若者がたくさんいます。みなさまは今から遡って1年の間に、チャレンジした何かがありましたか? 

 チャレンジといっても、転職とかはダメです。転職に向けて自分磨きに本気の努力を重ねたとか、転職後の職場で誰からも認められるような働きをしたというのがいいですね。

 十人並みの言動では、得られる結果も十人並みです。後で振り返って、後悔するのは挑戦しなかったという事実です。一番の失敗は、挑戦しないまま年齢を重ねることなのです。

 なりたい自分、ありたい自分、出会いたい人、手に入れたい環境……これらを書き出してみるといいでしょう。なりたい自分を言語化できないのでは実現もできません。書き出すことで、自分の希望(もしかしたら欲望?)が見えてくるはずです。課題も見えてくるはずです。強く念じれば、実現できるものです。