マラソンの誤解

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 大石会計事務所では社員の大半がフルマラソンを走ります。そう言うと、多くの方が「凄いね」と驚かれるのですが、実はあまりたいしたことではありません。

 フルマラソンの完走率がどのくらいか存知でしょうか。意外かもしれませんが90%以上なのです。

 東京マラソンでは制限時間が7時間と緩いので2014年大会の完走率は96%にもなります。つまり100人参加して完走できない人は4人しかいないのです。やる気のある人でしたら、ほぼ完走できます。

 ちなみに、20歳代~50歳代で完走率が高い年代はお分かりですか。答えは、高い順から40歳代・50歳代・30歳代・20歳代となっています。これも意外なのですが、完走率は若い人の方が低いのです。

 体力に自身のある若い人は、オバさんには脚力で絶対に負けないと思っている筈です。あにはからんや。50歳以上の女性参加者で完走できない人はほぼいないのです。若い人とは事前の準備が違いますから。

 マラソン未経験の方に「身体のどこが苦しくなると思いますか」と聞くと。多くの方は、ゼイゼイと心肺が苦しくなると答えます。これもまったくのハズレです。

 4時間以内で完走しようと思ったら多少はゼイゼイするかもしれませんが、5~6時間かけての完走ですと心肺は辛くなりません。痛くなるとしたら脚です。

 もちろん、学生時代の運動部でやったしんどいランニングでは、いいところ5~6キロしか持続できません。42キロを完走するのが目標でしたら、ゆったりとどこまでも走れる程度のジョグで大丈夫なのです。もちろん練習も同じで、息切れするほど走り込む必要はありません。

 これなら自分にも出来るって思いませんか。大石会計スタッフは11月30日(日)の富士山マラソンに参加します。ただいまエントリー受け付け中ですのでみなさまもいかがですか。申し込み後5ヶ月もあれば完走への準備は十分ですから。