少子化

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 大石会計には多くの活躍する女性社員がいます。大石会計が女性にとって働きやすい職場かどうかは分かりませんが、産休育休からの復帰率が100%であることは嬉しい事実です。入社後に結婚し、働きながら4人の子供をもうけ今も大活躍している女性は私の自慢の社員です。

 少子化問題は国家の最優先課題の一つですから、われわれ中小企業者も働くママたちに向けて①育休制度の整備、②在宅勤務、③時短勤務やフレックス勤務等、できることはやっていきたいと思います。

 岸田首相は「異次元の少子化対策」を行うと宣言しましたが、日本の少子化に止まる気配はありません。このまま少子化がすすむと経済的、社会的影響は計り知れません。

 すでに多くの人が提案していますが、子供を産んだら一人につき1000万円の一時金支給を導入してもらいたいものです。

 インパクトがあります。双子だったら2000万円、所得制限なしです。異次元というのでしたらそれくらいのことはやって欲しいものです。

 若い人にとっての1000万円は夢のある金額です。1000万円の現ナマを見たことがない人も多いと思います。3人産んだら3000万円です。住宅購入の頭金、教育費、貯蓄・・・使途は自由、子作りの動機づけにはなると思います。

 2022年の出生者は77万人ですから、必要な予算は7.7兆円です。役人の天下り先予算に何兆円もムダ金を使うのに比べたら安いものです。

 3年後の2026年は60年周期で丙午(ひのえうま)の年が回ってきます。過去の丙午の年は出生数が大きく減りました。この年に生まれた女性は、気性が激しくて夫の命を縮めるという迷信があったからといわれます。たしかに1906年、1966年の出生数は前後の年と比べると極端に減っています。

 1965年182万人→1966年136万人→1967年193万人
 1905年145万人→1906年139万人→1907年161万人

 もしも2026年の出生数が減ったとしたら、その年に生まれた子供には思わぬチャンスが巡ってきます。進学するにも、就職するにも、同級生が少ないので確実に競争は減ります。今の世でこの迷信を信じる人はいないと思いますが、2026年計画出産はもしかしたら将来の子供に感謝されることになるかもしれません。