言葉の持つ力

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N.N

 先日まで、サッカーワールドカップが行われていました。
連日の熱戦に、私自身とても楽しませてもらいました。

 ある試合の終盤、実況の声を聞きながら、ふと時代の変化を感じる言葉がありました。
かつて当たり前に使われていた「ロスタイム」という言葉が、いつの間にか「アディショナルタイム」へと変わっていたことです。

 どちらも同じ「試合中に中断された時間」という意味ですが、ロスタイムは、「失われた時間」、アディショナルタイムは、「与えられた時間」。

 指しているものは同じはずなのに、言葉が変わるだけで、受け取る印象はガラリと変わります。

 「与えられた時間」と言われたら、「ここからまだ何かが起きるかもしれない」という期待と可能性が満ちています。

 実際、このわずかな時間に勝敗が決まることも少なくありません。

 同じ出来事でも、呼び方ひとつで印象は大きく変わるものだなと感じます。
これもまた、言葉が持つ力なのかもしれません。

 日々の中でも、物事をどう捉えるかで見える景色は変わってくるはずです。

 だからこそ、自分自身や周りの人に向けて、心地よく前向きな言葉を選んでいきたいと思います。