損しなはれ

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 みなさまの会社には、仕事を頼むと、「どうして自分ばかりなのですか?」と言ってくる部下っていませんか。困ったものですね。

 若者から、「雑務はどうして若手だけがやるのですか?」なんて、かつてなら想像もできないような意見が出る会社もあると聞きます。

 仕事って、やらされるものとでも思っているのでしょう。そんなつまらない平等意識はどこで身につけたのですかね。

 まあ確かに、仕事は特定の人に集中しがちです。そんな特定の人が組織の中で中心人物になっていくのです。頼まれごとは試されごとです。

 人生は与えられるよりも、与える方がいいのです。与えられる方がいいと思って小さな得を追いかけていたら、本当の幸福感は一生味わえません。

 募金をする人と、もらう人とどちらが幸せでしょうか。街角で募金をする人が、「どうして自分ばかり」なんて絶対に言いません。

 募金箱にチャリンと硬貨を入れる瞬間、自らの行動に幸せな気分になるのです。電車内で席を譲る人も同じです。

 与えられるよりも与える、支援されるよりも支援する、愛されるよりも愛する、これだけで人生はとても充実したものになるはずです。

 本能的に損をしない選択をしてしまう人、あなたが一番損な人です。小さな損はいっぱいするのがいいのです。それが人生を豊かにする秘訣です。

『徳』のある人が『得』をするのです。私も反省です。