引っ越し

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 大石会計事務所は引っ越しすることになりました。まだ引っ越し先は決まっていないのですが、先に大家さんに賃貸借契約の解約の申し出をしました。これで半年以内にここを出ていくことになりました。

 今の事務所には4年前に引っ越してきたのですが、わずか4年でまた移転ですからなんとも景気よさ気なはなしです。実際にはこのご時勢ですから、わが事務所も呑気なことを言っていられる状況でもありません。

 しかし、できない理由ややらない理由でしたら、どんなに間の抜けた経営者でも言えてしまいます。こんな時だからこそ経営者が社員に対して、前向きにパァーっと景気よさ気にやるのもいいのではないでしょうか。

 日ごろからわたしは「経営者はウソでもいいから夢を語り続けよう」と言っております。そんなわたしが社員に夢を語っていると、どう考えても近い将来現在の事務所では手狭になってしまうことを認識せざるを得ません。言っていることとやっていることとが違っていては、社員から本気さを問われてしまいますから、その本気さを社員にも受け止めてもらうためにも、引っ越しを宣言したのです。

 上手くいったときにご褒美をもらおうと思っても、ご褒美を入れるポケットが用意されていないのではよくありません。上手くいく前に、まずはポケットだけ先に作ってしまおうと言うのはアンソニー・ロビンズです。つまり先に結果を手にしてしまうことで、より鮮明に目標到達をイメージできるようになるのです。わたしにとってのポケットは今の2倍の広さの事務所です。

 これで社員のモチベーションにも事務所の業績にも、何の変化もなかったらという不安が全く無いとは言いませんが、悪いイメージがあまり浮かんでこないのです。脳天気と言ってしまえばそれまでですが、きっと上手くいく筈だと思い込んでいる自分に少し呆れています。

 何度も引っ越しを繰り返すのは「引っ越し貧乏」とも言って経済的な負担は大きいですし、何よりも諸手続が面倒です。ですから、今度こそ最低10年は引っ越さなくても済む事務所というコンセプトで、お部屋探しをしてみようと思います。