
K.H
毎年暖かくなり始めると、「梅は咲いたか、桜はまだかいな」とネットやメディアが賑やかになります。今年の東京の桜は3月中旬に開花し、4月上旬頃まで目を楽しませてくれました。
私が子供の頃、桜といえば4月の入学式に咲くもので、3月の卒業式にはまだ早かった記憶があります。
しかし、今や近所の公園ではツツジが満開を迎え、ハナミズキは早くも見頃を終えようとしています。こうした光景を目にすると、地球温暖化の影響……暦と季節の花が確実にずれ始めていることを実感せずにはいられません。
そんな中、気象庁は先日、最高気温が40度以上の日を「酷暑日」と呼ぶことを発表しました。
これは、1898年の観測開始以来、観測史上最も暑い夏となった昨年を受けてのもの。この「酷暑日」という呼び名は、今年2月末から1カ月にわたり行われたオンライン調査で最も支持を集めました。
それは、最も暑い日を表す言葉を13の選択肢から選ぶ形式で、回答の数は47万8,296票。「酷暑日」はその約半数の票を得た。2位は「超猛暑日」だったとのことです。
これまでの25度以上の「夏日」、30度以上の「真夏日」、35度以上の「猛暑日」に加え、さらに上の「酷暑日」が必要になるほど、日本の夏は変貌してしまったのです。
喉もと過ぎれば「暑さ」を忘れると言いますが、確かに昨年、10月まで続いた暑さや、食欲を失うほどの夏バテに苦しんだ記憶は、涼しくなるとつい忘れてしまいがちです。
しかし、気象庁による今年の夏の見通しも、平年を上回る気温になる可能性が高いとのこと。早くも「酷暑」への覚悟が必要になりそうな、ひどい話を耳にし、早めの暑さ対策が必要だと気を引き締めています。
