冬の行事

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久保田

 ここ4年ほど、12月下旬から1月にかけて味噌つくりをしています。
大きなステンレス鍋でも、大豆1キロ分を茹でるのが精一杯なので、黄大豆2キロ、黒大豆2キロを準備し、1キロずつ4回に分けて作ります。

 味噌を冬に仕込むのが良いと言われている理由は、
1.冬は気温が低く雑菌が繁殖しにくいため、カビが生えにくいから。
2.低温でゆっくり時間をかけて発酵を促すことができるから旨味を引き出せるから。
3.秋に収穫したばかりの新鮮な大豆や米を使って仕込むことができるから。
だそうです。

 大変そうに思えますが、材料は大豆、麹、塩の3種類とシンプルで、作る工程も単純です。ザックリ書きますと
①大豆を洗って18時間ほど水につける(3倍くらいの量にふくらみます)
②ひたひたの水で2時間~3時間弱火で煮る
③柔らかくなった大豆を潰し、麹と塩を入れてよく混ぜる。
④団子状に丸めた味噌団子を、容器にたたきつけるようにして空気を抜きながら詰める
⑤空気に触れないようにしっかりとラップをして保存する
⑥半年~1年で自家製味噌のできあがり

 丁度、2年前に仕込んだ味噌が無くなるころに、前年に仕込んだ味噌が食べごろになり、新しいものを仕込むというサイクルになります。

 年末年始は、ご家族や親戚が集まってのんびり過ごす時間が至福だと思いますが、そんな時にコトコト豆を煮て、ワイワイ味噌つくりというのも、なかなか楽しく、冬の恒例行事としてお勧めです。

 立川で100年続く麹屋さんは本日12月28日が年内の最終営業日です。
大石会計事務所も本日が仕事納め。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

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