総理大臣

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 自民党総裁選が佳境を迎えています。一般人にはこの選挙権はないのですが、これで日本の次期内閣総理大臣が決まるのですから、もっと盛り上がっていいと思うのですが。

 私が望む日本の総理大臣のあるべき姿は、誇り高き日本の実現を目指し、希望を持てる30年先を見据えたビジョンを示す指導者です。

 経済対策はもちろんですが、弱者や弱小国をも思いやる日本人らしい利他の精神を併せ持った人がいいですね。

 その一方で、国家として日本を貶めるような政策や反日教育をする国とは正々堂々と対峙する強さも欲しいです。アジアの一部の国による日本たたきや反日教育に多くの日本国民は辟易しているのですから。

 戦後の占領政策により敗戦国である日本では歴史伝統や国家観が十分に教えられずにきました。世界で一番長い歴史ある国家でありながら、わが国に誇りを持てない国民が多いことが残念でなりません。欧米先進国とは違う、もちろんアジアの国々とも違う日本人としての自己認識をより深められる教育をして欲しいものです。

 エネルギー政策では、人類の英知を集結しても処理できない核廃棄物を出す原子力発電所はどう考えてもSDGsではありません。今すぐには難しいとしても30年後には全廃宣言するなど国家として方向性を示してもらいたいです。

 国家の防衛についても、理屈が通らない国に対して理性的な行動を期待するだけで指をくわえて眺めているのでは国家としての主権を放棄したようなものです。ならず者とは話し合いになどならないのです。

 コロナやテロなどの緊急事態時において国民の生命や健康を守るため、一部の私権を制限し政府に大幅な権限を与えることも必要でしょう。起こってからでは遅いのです。

 少子化対策が難しいのなら、積極的に外国人留学生や就労者の受け入れだけでなく、移民の受け入れも必要なのかもしれません。

 政治家に期待したいことはたくさんあります。野党もどうでもいいことで国会を空回りさせないでほしいです。いい国づくりは与野党の共通認識のはずですから、やる時はやるなと言える野党になってもらいたいものです。そこに多額の税金が使われているのですから。

 昔はビジネスの場では、政治、宗教、プロ野球の話題は避けろと言われたものです。でも触らぬ神的になるのも変だと思います。対立するのではなく、それぞれの信条を受け入れられる世の中がいいですよね。

 ということで宣言しますが、私個人的には、政策通だけでなく弁が立つカッコいい男前女子の高市早苗さんに初の女性総理を期待しています。今回は少し厳しそうですけど、ガンバレ高市早苗!