あの時の選択

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「もし、あの時もっと勉強していたら」「もし、あの時謝っていたら」「もし、あの時あの人と結婚していたら」「もし、あの時あの会社に就職していたら」とどんなに後悔したところで人生にタラレバはありません。

 たった一度の人生のかけがえのない日々を、私たちは取り消すことの出来ない選択を繰り返して生きています。

 人生の岐路は大きなものばかりではなく、毎日が選択の連続です。挨拶しようか、メールしようか、質問しようか、提案しようか、運動しようか、間食を我慢しようか・・・そんな小さな選択の積み重ねが人生です。

 生きるということは、決して後戻りのできない一方通行です。やってしまったこと、言ってしまったこと、決して元には戻りません。失敗した時には、その道が少しでも良くなるように歩みを変えるしかありません。

 人生の残りがあと1週間となったら、あなたは何をしますか。誰だって本当にやりたいことをやるはずです。

 私は家族と社員にこれまでの至らない自分を謝りたいです。そして何よりも、出会えたことに、共に過ごせたことに「ありがとう」と伝えたいです。

 これが私の足りないところです。人生が残り少なくなる前に伝えればいいのに。