週刊誌の見出しに思う

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三田村

 最近「相続」や「遺言」といったキーワードが新聞や雑誌を賑わせています。

 高齢社会の今、相続税や生前対策、遺産分割といった相続対策に多くの人が関心を寄せているのだと思います。

 その一方で、相続というものは「死」と切っても切り離せないものであり、死には恐怖や不安がつきまとい、出来れば考えたくないとも思ってしまいます。

 私自身も、会計事務所で相続税の仕事をしているのにも関わらず、「自分には関係ない」「まだ先のこと」と、あまり考えたことはありませんでした。

 しかし相続はいつ起こるかわかりません。若くても、財産が少なくても誰にでも起こり得ます。

 デジタル時代の今、スマホ1つで電子決済をしたり証券を運用したりと便利になっている反面、夫婦であってもお互いにどの金融機関と取引があるのか、いくら残っているのかわからない…ということもあるでしょう。

 大切な人を亡くし悲しみに暮れる中、相続に関する手続きや情報を集めるのは心身共に負担が大きいものです。

 もうすぐ年末年始。普段なかなか会えない家族が集まるこの機会に、終末期の医療はどうしたいか、お葬式やお墓はどうするか話してみようと思います。

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