恐竜博物館

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 先日社員旅行で金沢と福井に訪れました。
金沢では兼六園や金沢城公園を散策し、近代美術館で現代アートに触れ福井では永平寺、恐竜博物館を見学しました。
金沢は何度か訪れたことがありましたが、福井は初めてで、特に恐竜博物館は個人的にもとても楽しみでした。
最近まで恐竜にはあまり興味がなく、私の認識といったら怪獣は架空のいきものだけど恐竜は大昔実際にいたんだよね、くらいのものでしたが、去年テレビで恐竜博の中継をみて、骨格標本の大きさや、今は絶滅して見ることのできない大昔の巨大生物にロマンを感じ、その恐竜博も見に行きました。

 福井県立恐竜博物館は地下1階から3階まである広々とした館内で、大きな骨格標本や動く再現模型などもあって、とても迫力ある展示となっています。
少し暗めの館内に巨大な骨格標本が来園者を見下ろし、かべや天井に影を映しています。
再現模型はリアルに動き、ときどき吠えたりしてテーマパークのアトラクションみたいです。
恐竜の全身骨格は50体展示されており、そのうちの10体は実物の化石を使ったものだそうです。

 古代の巨大生物にロマンを感じるとともに、今は絶滅して骨だけになってしまった彼らに、もの悲しさを感じました。
遠い未来、私たちの骨も未来の知的生物によって展示されていたりして… なんてシュールなことを思いながらしばし恐竜が主人公だった時代を旅しました。