最後の文化祭

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Y.A

 先日、息子の高校の文化祭に2日連続で行ってきました。子供の文化祭に2日連続で参加したのは初めてです。
何故連続参加したのか、それは息子からの熱いリクエストがあったからです!但し、差入れ要員として!!
息子は文化祭実行委員を5年連続で務めたのですが、最高学年として、実行委員の後輩達にジュースやお菓子を配りたかったらしく、珍しく親に差入れを頼んできました。
普段は親が学校へ来るのを嫌がり、保護者会のお知らせの紙も大半を握りつぶしてきた息子が、後輩達のために学校に来てほしいと親に頼むとは、成長したものです。
息子の顔をたてるため、何より5年間の頑張りにエールを送るため、大量のジュースとお菓子を持って高校に行きました。

 実行委員の控室に差入れを持っていくと、息子と同学年の子供たちが次々にお礼を伝えてくれて、暑い中重い荷物をゼーゼーと息切れしながら運んできて良かったと、私も満足しました。
私と高三生たちが話すのを少し遠巻きに見ていた後輩達。私が控室を去ってから、差入れを楽しめていたなら良いのですが。そこは息子たち高三生が後輩達にも配ったと信じたいところです。

 差入れ後ブラブラと校内を見て回りながら、ふと、私が文化祭に行くのは今年が人生最後となることに気づきました。
高三の息子は末っ子で、息子が高校を卒業してしまうと、私も親として学校の文化祭に参加することがなくなります。
それに気づくと、若さ溢れる文化祭の喧騒がなにやらノスタルジックに感じられ、もう少し長くこの空間に我が身を置いておきたいと思ってしまいました。
自分自身が学生として参加していた文化祭は情緒が強く揺さぶられた思い出深いものでしたが、親として参加する文化祭も懐かしさと微笑ましさを感じられて善きものでした。

 最後の文化祭を存分に楽しまねばと思いを新たにし、文化祭二日目は軽音部のライブで縦飛びしてきました!!あーー楽しかった!!