
M.T
AIなんて、どうやって使えばよいのか実はよくわかっていませんでした。それが先日会社でもAI勉強会を開いてくれて、不安が一気になくなりました。
長年慣れ親しんだ手作業での業務が、少しずつ新しいシステムへと置き換わっていくのを見ながら、心の中では「もう、ついていけないかもしれない」と不安を感じていました。
画面に並ぶ専門用語や、データ分析の考え方は、この先私は使い物になるのかなと不安に駆られていました。
でも、ある時、ふと気がつきました。若手の社員たちが楽しそうに話しているAIの話題に、私が一人だけ取り残されている自分に。このままではいけない、と。
苦手な気持ちを隠さず、若い社員に助けを求めながらやってみました。彼らが話すAIの可能性に耳を傾けるうちに、少しずつ「難しいもの」から「面白いもの」へと意識が変わっていきました。
何を隠そうこの文章もAIに少し手伝ってもらいました。
ちゃんと自分の言葉で修正したところもありますが、伝えたいことを箇条書きにするだけで、ちゃんと文書が出来上がるのです。
今までの経験や知識は無駄にはならないと思っています。そこにAIを活用していけば、もっともっと効率化が図れて、良い時間が過ごせるようになると確信しました。
そう話すようになった今の私は、少しだけ誇らしい気持ちです。
「無理」から「分からない」、そして「やってみよう」へと変わっていった私の心。
一歩踏み出す勇気さえあれば、新しい学びは年齢に関係なく、いつでも始められるのだと、身をもって知りました。
私と同じように、新しい技術に戸惑いを感じている方に、この私の奮闘記が、少しでも背中を押すきっかけになれば嬉しいです。