
K.H
先日、近所のスーパーに向かう途中、旧道沿いの出店に20〜30名もの行列が。
行列を見ると何故か心がざわつくこの私、いつもの様に「取り敢えず」列の最後尾に…。
背伸びをしてみると出店の軒先には「稲城の梨」の幟が…。
家人によると多摩川沿いの稲城周辺は昔から梨の一大産地で、のこと。
「稲城の梨」は地域ブランドの認証も受けている。「松坂牛」と同列の扱い。
梨畑も昔は多摩川沿いに延々と広がっていたようだが、今は住宅地の間に少しばかり垣間見えるほどに。梨の即売所、出店も旧道沿いにたくさん出ていたそうだが、それも近頃では片手に数えるくらい。
家人から梨畑の話を聞いていても長い列は一向に進まない…
炎天下に日傘が日傘本来の役割を放棄するなか、私も早々に列から離脱した。
コンビニに駆け込んで涼んでいると、冷蔵ショーケースに「梨」の文字が…
某乳業メーカーが販売している有名な氷菓子(ガリガリするアイス)が季節限定で販売中。行列と同様に季節限定に弱い私は早速に購入。
お店を出るや否や直ぐに口にすると、それは、まるで梨?いやいや、ほぼ梨…。
これまで ぶどう、みかん、パインなど数多くのガリガリするアイスを食べてきたが、味もさることながらシャリシャリする食感も梨は別格、感動ものでした。
アイスで季節を感じるのも今時ではありますね。
ちなみに「梨(なし)」だけに、「一本あたり」ではありませんでした。