プライド高きおバカさん


「私の方が支店長代理よりも預金業務は詳しい」と言う女子銀行員、「私の方が先生よりも注射が上手」と言う看護士…頭の弱い社員にありがちな発言ですね。

 仕事が出来ることはいいことですけど、毎日同じ業務をしている現場社員は上司より出来て当たり前です。出来なくては困ります。

 しかしJALの会長をしている稲盛和夫さんを、飛行機を操縦できないとバカにする人はいません。役割が違うのですから。

 同様に、派遣社員や一般職、パートさんをバカにして偉そうな態度をとる社員も困ったものです。たまたま働き方が違うだけで人格や能力は関係ないのです。大石会計でも社員よりも優秀なパートさんはたくさんいます。

 自分に自信を持つことは結構なことですけど、自信があり過ぎも困りますね。他人を傷つけても気にならないというか、気付かないおバカさんが一番困ります。そんな人に限って自分が責められるとすぐに凹んでしまいがちです。

 意地悪な人は論外ですが、始末が悪いのは、プライドが高く実力のない人です。そんな人は、他人を攻撃したり見下したりしながらプライドを保とうとするからこれまたタチが悪いです。

「こいつをいじめても、仕返しなんてされないから大丈夫」なんて思っていると、その人でない誰かから、必ず同じくらいのお返しをされるものです。

 プライドの高い人は、プライドに見合った実力をつけなくてはいけません。実績を残さなくてはいけません。実力もないのにプライドが高く、鼻っ柱が強いのは見ていて滑稽です。

 本当に力のある人は意外なほど謙虚なものです。プライドが高く実力が伴っている人には余裕があるのですね。そんな余裕のある素敵なおじ様になりたいものです。