お客様から学ぶ

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小町

 今年の経営フォーラムも多くの顧問先様、関係者様にご参加いただきました。あらためてお礼申し上げます。

 第2部懇親会のメインの催しとして、活躍されている顧問先様へのサプライズ映像「感動物語」を上映しています。創業時からの出来事やご苦労を社長にナイショでご家族や従業員様から取材し、映像としてまとめたものになります。

 今回は、私の担当している学習塾経営のお客様が選ばれました。決定した時は、正直、映像を見た社長がどう思われるか…どんな反応をされるか…喜んで頂けるという気持ちよりも不安の方が強かったです。

 私が担当を持つようになり、事業主様や社長と接するなかで気が付かされたことの一つが、「苦労していない経営者はいない」ということです。夢や志しがあって起業しても、すぐに経営が軌道にのることは難しいです。

 お金、人、様々な問題が発生します。もちろん覚悟の上で起業されているのでしょうが、経営者のプレッシャーは大変なものです。そういったご苦労をご本人に秘密で取材をし、まとめる、そこに私の解釈が入るのですが、はたして社長のお気持ちに沿うものなのか…。

 しかし、そんな不安は映像作成にご協力いただいた従業員さんのお話を伺い吹き飛びました。社長との出会い、経営方針、魅力などを取材させて頂きましたが、いいエピソードがどんどん出てきました。

「仕事なんだけど、自分の存在価値を感じさせてくれる」「一時のことではなく子どもの将来を見据えて指導している」「やりたいこと、ポリシーがしっかりある」従業員さんたちの社長像はどれもすばらしく、お話を伺っているうちに、私もどんどん社長が好きになりました。この映像を見た方が社長と会社を好きになる、そんな「感動物語」にしよう!物語のテーマが決まった瞬間でした。

「感動物語」の制作は大変ではありましたが、従業員さんがこんなにも会社と社長の魅力を語れる、まさに「いい会社経営」をされている社長と関わるこの仕事から改めて学ぶことが多くありました。映像が上映された時の、社長のちょっぴり照れくさそうなお顔も、私にとっていい思い出になりました。皆さま、ご協力本当にありがとうございました!

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